混同しがちなMTUとMSSの違い(FCSとチェックサムの違いも)

2021年2月2日

混同しやすいMTUMSSについて表にまとめました。

PDU(Protocol Data Unit)最大サイズ呼び方構成ヘッダサイズの調整
Ethernetフレーム1518Ethernetヘッダ(14)+MTU1500)+FCS(4)Ethernetヘッダを含む
IPデータグラム1500MTU(Maximun Transmission Unit)IPヘッダ(20)+TCPヘッダ(20)+MSS1460IPヘッダを含むLANポートで手動で指定可能
TCPセグメント1460MSS ( Maximum Segment Size ) TCPヘッダを含まないTCPにより端末同士で自動調整
MTUとMSSの比較表(※単位はbyte)


また、誤り検知の機構であるFCSチェックサムの比較は以下の通りです。

誤り検知の機構サイズ検査対象説明
FCS(Frame Check Sequence)4 byteEthernetフレーム全体ノイズなどでフレームが壊れていないかをチェックする
ヘッダチェックサム2 byteIPヘッダのみデータのやり取りが正しく行われているかを検査する
チェックサム2 byteTCPセグメント全体、UDPデータグラム全体データのやり取りが正しく行われているかを検査する
FCSとチェックサムの比較表